皆様こんにちは!イーウーパスポートの山口です。
普段私は義烏事務所勤務なのですが、昨年末にサービスを開始したバンコクパスポートが開催するバンコク仕入れツアーに研修として参加させていただきました!
観光地としても人気のバンコク、更に今注目されているタイ仕入れの相乗効果もあり今回のツアーはすぐに満員御礼となりました。
まだ義烏事務所とは比較出来ない規模ではありますが、勿論社員全員がバンコクの市場を熟知しており、100%日本語対応です。
早速ですが、今回は私も日中から同行させていただきバンコク市内の市場、マーケットに足を運びましたのでいくつかご紹介させていただきます。
一日目は到着が深夜でしたのでこの日は空港からご送迎してホテルでお休みいただきました。
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<アテンド初日レポート>
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プラトゥナムファッションモール
アクセス
BTSチットロム(Chit Lom)より徒歩10分ほど
取扱商品
アパレル・シューズ・バッグ・革製品・アクセサリー・雑貨
世界からバイヤーが訪れるバンコク屈指の仕入れ場所
特徴と所感
卸問屋や国外未進出の小さいタイブランドショップがある。
ショップ自体がデザインしている服などもあり、品質も良いのでメルカリ等での転売に向いている
ロットは多数の店舗が1つから対応、複数購入での割引設定をしている所もあり
革製品、アパレルは広州優良業者と比較して遜色がなく、不良品も少ない
総合的に見て価格は中国より高いが、仕入れロットが少なくそのままで投入できる製品が多いので試験販売には最適で在庫リスクが減る
YP会員様ならバンコク仕入れで小ロット試験販売後に中国にサンプルを持ち込み中国で大量生産をするビジネスモデルが構築できる
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サイアムセンター/パラゴン/ディスカバリー/スクエア
アクセス
BTSサイアム駅(Siam)と直結
取り扱い商品
海外ブランド商品・タイ国内アパレル/水着/靴/鞄/雑貨/化粧品/等
特徴と所感
タイ流行の発信地で日本でいうと原宿
タイの流行から新しいものを持ち込むためのヒントを得るために足を運ぶのは良いが仕入れには不向き
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MBK
アクセス
BTSナショナルスタジアム駅(National stadium)に直結
取扱商品
アパレル・革製品・雑貨が中心
特徴と所感
半分以上は普通のショッピングモールとほとんど変わらないが、一部区画にアパレル・カバン・財布や革製品などの問屋がある
露店やその他モールに比べると安いが品質はそれなり
ローカル顧客が目立つ
初日買い付け終了後はバンコクでも有名な某レストランへ
数時間前は一桁台の気温の日本から連日30度越えの中、休むことなく外も歩きましたので、
皆様疲労も溜まっていたかと思いますが、そこは生粋のバイヤー兼起業家。
担当者と積極的に親交を深めつつ、本格タイ料理とタイビールも楽しみ充実した二日目を終えました。
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<アテンド2日目レポート>
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バイヨークスカイ
アクセス
エアポートレイルリンク ラチャプラロップ駅(Ratchaprarop)より徒歩3分
取り扱い商品
アパレル・水着・革製品・雑貨(バイヨークスカイ付近)・玩具
特徴と所感
こちらもアパレルが中心で、ブランド/洗濯タグ屋もあり
外国人店舗も複数存在し、日本人オーナーのリサイクルレザー製革ジャン屋なども
革ジャン屋では洗濯タグの縫い付け対応、ロゴタグも送ってもらえれば自社で可能とのことで1社で販売準備が完結する
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サンペーン市場
アクセス
MRTフアランポーン駅(Hua Lamphong)から徒歩30分ほどなのでタクシーがお勧め
取扱商品
日用雑貨・布・手芸用品・文房具・アクセサリー・ぬいぐるみ・玩具
特徴と所感
ウイークエンドマーケット以外での唯一の野外問屋街
※付近の店員さんに注意されるほどスリが頻発
チャイナタウンの一角のため、購入したものが中国製の場合もあるが、仕入れロットが少なく済む
1キロ以上に渡って続く狭い路地両脇には生活必需品からお土産まで比較的幅広い問屋、店舗がある。
2日目買付後は弊社バンコクオフィスにて恒例の弊社代表による勉強会
2日間でのアテンドを通じて生まれた疑問点や課題などを質疑応答形式ですることにより時間を無駄にせず買付を行っていただくことができます。
その後は日本食をご一緒した後マリオットの48階スカイバーに行きました。
どうやらインスタ映えするスポットとして人気なのか、お酒を飲まないで写真を撮りに来ている若いタイ人の
最近は地価上昇が日本でも伝えられておりますが、ここに来るとバンコクの発展度合いやエネルギーを感じます。
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チャトゥチャックウイークエンドマーケット
アクセス
BTS モーチット駅(Mochit)MRT チャトゥチャックパーク駅(Chatuchak Park)徒歩数分
土日のみの営業
取扱商品
アパレル・(シルバー)アクセサリー・手工芸品・家具・造花・ペット用品・財布・バッグ類・食器具・タイシルク・カシミヤ製品・骨董品・天然石・化粧品・アロマ/お香・アート系・携帯アクセサリ・時計・壺・寝具・布類・昆虫標本・タイ語の本等
特徴と所感
1万5千前後の業者が集まるバンコク最大級卸売マーケット
各卸売業者の仕入れ先でもあることがあり、価格も安いのでここに行かずにバンコクの仕入れを終えるのは勿体ないほど
大量購入での割引は業者によって
この日は一人で回ってみましたが、タイ語が喋れないと細かい交渉などは難しいです。
お土産を買うくらいであればアテンドは必要ありませんが、バイヤーには必須と言ってよいかと思います。
また、狭い路地なら良いのですが、中央の道は広く、日差しが照っておりますので熱中症にならないためにも定期的に休憩をしてください。
3日目アテンド終了後、担当者を交えて有名タイレストランで食事をいたしました。
数日間を共にした担当者とタイ語レッスンを楽しまれたり、見つけた商品の今後の仕入れの流れについて確認をされたりと、和気藹々とした食事会となりました。
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総括
様々なところで話題に上がっているタイ仕入れですが、参入する価値は十分にあります。
メリットとして
1 ほぼ全てのアイテムが極小ロットから買い付けできる
2 タイにしかない製品がある
3 価格が安い(中国よりは割高なものもある)
YPの会員様に当てはめると、タイで仕入れたものを試験販売して売れそうな商品を選別し、
中国で本生産することで、初めから中国で生産するよりも在庫リスクが下げられます。
タイのみでご利用いただく場合でも、タイ人が日本のECマーケットにも参入しておりませんので類似品がない場合、ライバルは現地に行ったことのある日本人のみとなります。
中国の様にアリババのようなネット環境がありませんので、現状は仕入れに直接行く以外に商品を探すのは難易度が高く、英語が通じるとはいえ、タイ語でないと外国人価格になってしまったり、簡単なコミニュケーションしか図れず、OEMについてや月間生産能力を聞いても理解してくれない業者が多々あります。
それでも頑張って個人で仕入れたとしても国際発送は割高な正規料金でしか送れません。
更に万一のトラブル発生時は独力で解決が難しくなります。
来週には今後半年分の仕入れツアーの公表がございますので、弊社仕入れアテンド/ツアーを是非ご活用ください。
ここまでご拝読いただき誠にありがとうございました。