【タイ仕入れノウハウ】植物・花の仕入れ方について

バンコクパスポートです。
タイでは様々な植物を仕入れることができます。
タイで植物を仕入れ・日本に到着するまでの流れを解説いたします。

ご購入されたい植物・花を事前調査し市場へ

 

どのような植物をお探しでしょうか?
バンコクで有名な植物の市場は

市場名 取り扱い商品 営業日

ドンブリマーケット
(サナームルアン2)

植物総合市場 毎日
チャットチャック
ウィークエンド・マーケット
総合市場 火曜(午後)・水・木・土・日
パーク・クローン花市場 花市場 毎日
I.C.Pフラワーマーケット 花束・ドライフラワー市場 毎日

 

 

・チャットチャック

・I.C.Pフラワーマーケット(パーク・クローン花市場 前)

などがありご案内ができます。

事前にどういった植物・花が欲しいのか、またはその植物・花がサイテス(ワシントン条約規制対象種)に該当しないかご確認を推奨いたします。

植物を調べる際には植物の学術名を調べる必要があります。

主な植物 ラン、サボテン

ワシントン条約について(条約全文、附属書、締約国など)

Checklist of CITES species

チャットチャック、パーク・クローン花市場、I.C.Pフラワーマーケットなどで植物・花の取り扱いがあります。

植物専門市場へ訪れると、さまざまな種類の植物を見つけることができます。店舗スタッフに相談し、希望の種類やサイズに合ったサボテンを探してみてください。

また、当社経由で日本にいながらオンラインでご購入いただくことも可能です。

市場で購入時にレシート・領収書を入手する

植物・花を購入時にレシートをいただいてください。
検疫証明書の手続き等で必要になります。

サイテスに該当する植物・花と思われる場合は店舗に詳細をご確認ください。

植物や花の清掃作業

ご購入後、ホテルなどで土や虫がついていないか清掃を念入りにする必要があります。
小さな虫などがついている場合も没収されてしまう可能性がありますのでご注意ください。

当社で発送する場合は当社で対応も可能です。

カセサート大学で検疫証明書を発行

タイ・日本では、植物や植物製品の輸入や輸出に対して厳格な植物検疫が行われています。

これは、外来種や病害虫の侵入を防ぐため、また国内の農業や生態系を保護するための措置です。

日本へお送りする場合・お持ち帰りする場合には植物検疫の手続きが必要になり

植物検疫証明書(phytosanitary certificate)Phytoをカセサート大学で発行する手続きが必要になります。

かかる時間は日によって異なりますが、朝から行かれることを推奨します。
遅い時間に行かれた場合は当日手続きが完了しない場合があります。

ワシントン条約(CITES)の手続きについて

ワシントン条約(CITES)の附属書には、多くの絶滅のおそれのある植物種が含まれています。
附属書Ⅰ 絶滅のおそれのある種で取引による影響を受けている又は受けるおそれのあるもの

附属書Ⅱ 現在は必ずしも絶滅のおそれはないが、取引を規制しなければ絶滅のおそれのあるもの

附属書Ⅱ 締約国が自国内の保護のため、他の締約国・地域の協力を必要とするもの

附属書Ⅰのサイテスはクロコダイル同様「商業取引を目的として繁殖させたものの輸入」
であれば輸入が可能でありタイでサイテスを作成後に日本の経済産業省で許可を得ることで輸入が可能です。
附属書Ⅱと附属書Ⅱは日本側の手続きは不要です。
許可が出るまでに期間は数日発生します。

手続きはカセサート大学付近のCITES Flora Office Thailand(サイテス オフィス)で行うことができます。

サボテンなどはサイテスの手続きが必要です。

EMSで発送・空港の検疫所で手続き

各種手続きが終わりましたがカセサート大学からEMSでの発送することができます。
日本へ届くのをお待ち下さい。

直接お持ち帰りをされる場合には空港で植物検疫手続きを受けます。
ご購入された植物と検疫証明書を提出ください。
検査完了後に問題がない場合には検疫証明書に許可印が押されて手続きは終了になります。

ご不明な点がございましたら当社へ気軽にご相談ください。

 



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