こんにちは!今回は6月12日(木)から15日(日)までの4日間で開催された第57回バンコクパスポート仕入れツアーの模様をご紹介します。
今回は1組2名様という少人数制で実施したため、お客様のニーズに合わせた柔軟なスケジュールでご案内することができました。プラトゥーナム市場、ボーベー市場、チャトゥチャック市場などの仕入れスポットから、本格タイ料理まで満喫していただいた充実の4日間となりました。
1日目:初日はプラトゥーナム市場を探索

1日目、お客様は早朝に到着され、午前中はご自身で市内観光、午後に合流してマーケット巡りがスタートしました。最初の目的地は、ファッション関連の商品が豊富に揃うプラトゥーナム市場です。
この日は半日の行程でしたのでプラトゥーナム地区にあるパラディアムモールを中心にご案内し、シルバーアクセサリーや天然石の卸売りエリアをご視察いただきました。お客様からは「思っていた以上にシルバーや天然石の種類が豊富で、特に天然石の色や質感のバリエーションに驚いた」とのお声をいただきました。お客様は携帯で歩数を計測されていましたが、この日だけで20,000歩近く歩かれたそうです。
夕方の決起会は「Baan Kanya」というタイ料理レストランで開催させていただきました。お客様は中国輸入をされている方だったので、この日は中国とタイの仕入れ環境の違いや、それぞれの市場の特徴などを詳しくご説明させていただきました。この日ご案内したタイレストランのBaan Kanyaはリーズナブルながら本格的な味が楽しめるお店で、お客様にはお料理にもご満足いただき良いスタートを切ることができました。
2日目:ボーベー市場とヤワラート、そしてアジアティーク

ツアー2日目は、バンコクのアパレル卸売市場として有名なボーベー市場からスタートしました。ボーベー市場は衣類や雑貨の卸売に特化した市場で、中国輸入との違いを実際に体感していただくのに最適なスポットです。商品の質感や価格帯、ボーベー市場の特徴などをご説明させていただきながら市場を巡りました。
その後は中華街の隣のインド人街(パフラット市場)方面へ移動し、独特な雰囲気の中でマーケットをご案内させていただきました。バンコクの中華街とインド人街は昔の風情を残した旧市街エリアで、バンコクならではの多様性を感じていただけたかと思います。
今回は1組2名様という少人数制だったため、夕食会はお客様のご希望に合わせてアレンジさせていただきました。この日のアテンド終了後はアジアティークをご案内いたしました。アジアティークは観光地として有名なマーケットで、仕入れをするには少し割高な価格設定ですが、デザイン性の高い商品を取り扱っているお店も多いです。バイヤーさんが買い付け目的で訪れることは少ない場所ですが、卸し取引の交渉ができるお店もあります。
市場の雰囲気を楽しみながら、気になる商品を見てまわったあとは、アジアティーク内のタイ料理レストランで夕食をお楽しみいただきました。トムヤムクン、パッタイ、ソムタムなど定番タイ料理で、お客様にもご満足いただけたかと思います。この日もこの時点で歩数計は15,000歩を超えており、「バンコクの市場巡りは体力勝負ですね」とお客様も笑っていらっしゃいました。




3日目:チャトゥチャック市場とバンコク市内のナイトマーケット巡り

3日目は朝からバンコク最大級のウィークエンドマーケット、チャトゥチャック市場をご案内いたしました。15,000以上の店舗が軒を連ねるこの巨大市場では、衣類、雑貨、アクセサリー、植物やペットまで幅広い商品を取り扱っており、タイでの仕入れには欠かせないスポットです。
お客様には実際に商品を手に取って品質を確認していただきながら、マーケットをご案内させていただきました。ここでもタイと中国の商材の違いを実感していただけたかと思います。「商品の種類の豊富さと独特のデザインセンス」がこのマーケットの商材の大きな特徴です。
たっぷりと仕入れ視察をお楽しみいただいたあとは、少し趣向を変えて、この日の夕食はお客様からのリクエストで、中華レストラン「ホックシャークフィン」へご案内させていただきました。以前にタイに来られた際に食べてまた訪問したいというご希望があったため、今回は特別にアレンジさせていただきました。濃厚なふかひれスープとアワビご飯という贅沢なコースで、お客様にもご満足いただけました。夕食後にはレストラン近くのパッポンナイトマーケットをご案内し、観光地プライスながら値段交渉でどこまで下がるのかなど、お客様も興味深く交渉されていました。




4日目:チャトゥチャック再訪
4日目はお客様のご要望により追加アテンドをさせていただきました。朝からチャトゥチャック市場を再度まわることになり、前日とは異なる視点で市場を探索していただけたと思います。
一度訪れた場所を再訪することで、前日には気づかなかった商品や店舗を発見することができ、より深い市場理解につながることも多いです。目と思考を一旦リセットしてから改めて市場を見ることで、新たな発見や気づきが生まれるというのは、商材探しの重要なポイントの一つだと考えています。
この日は時間をかけてじっくりと商品を選定し、価格交渉も余裕を持って行うことができたと思います。追加アテンドならではの充実した時間を過ごしていただき、その日の深夜便で帰国の途につかれました。
まとめ:バンコク仕入れツアーの魅力
今回も4日間のバンコクパスポート仕入れツアーを通じて、お客様にはタイでの仕入れビジネスの多様な可能性を体験していただくことができたかのではないでしょうか。プラトゥーナム市場、ボーベー市場、チャトゥチャック市場それぞれの特徴を実際に見て触れることで、中国輸入とは異なるタイ仕入れの魅力を実感していただけたと思います。
今回は1組2名様という少人数制だったため、お客様のご要望に柔軟に対応でき、アジアティーク訪問や特別ディナー、また追加アテンドなど、個別のリクエストに合わせたサービスをご提供させていただくことができました。
初日のBaan Kanyaでの決起会からツアー最終日のディナーまで、仕入れだけでなくバンコクの食文化も満喫していただき、充実した4日間となりました。お客様は1日約20,000歩、単純計算で4日間で80,000歩を歩かれました。これは約50km以上に相当し、フルマラソン(42.195km)を完走できる距離を優に超える歩数です。その熱意と体力には本当に感服いたしました。
次回のツアーでも、参加者の皆様にとって価値ある体験を提供できるよう、さらなる改善を重ねてまいります。
バンコクでの仕入れにご興味をお持ちの方は、ぜひ次回のツアーへのご参加をご検討ください。

次回ツアーのご案内:
バンコクでの仕入れを一歩先へ進めたい皆さまへ──
次回「第58回バンコクパスポート仕入れツアー」を 7 月 10 日(木)〜 13 日(日)の日程で開催いたします。現地スタッフによる最新マーケット情報をぎゅっと凝縮した 4 日間。
・タイ初心者の方でも安心して参加できるよう、空港送迎から通訳、値段交渉サポートまでトータルでバックアップ
・お一人お一人のニーズに合わせ、柔軟にスケジュールをアレンジ
・食事はローカルグルメとバンコク屈指の名店をバランス良くチョイスし、仕入れだけでなく“食”も存分に堪能
「中国仕入れとは違う“タイ独自の魅力”を体感したい」「バイヤー仲間を増やしながら効率良く買い付けたい」という方は、ぜひご検討ください。詳細・お申し込みは下記公式ページよりどうぞ。定員になり次第締め切りとなりますので、ご興味のある方はお早めに!
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