皆さんこんにちは、バンコクパスポートです。
今回は、【タイ仕入れノウハウ】アパレル編の第3回目TシャツのOEMをやってみましょうと言う事で、どのようにやるかをお伝えします。
[toc]
タイのTシャツをどのようにOEMするのか
そんなに難しく考えなくても良いのです。
Tシャツを調達し、オリジナルのプリントをする。
ただそれだけです。
Tシャツの調達
バンコクには、様々な服飾市場が有りますので、そこで出来るだけ品質が良く、価格が安い物を調達すればよいのです。
変哲もないただ普通のデザインのの物が無難です。
色も単色の白や、黒の物が無難です。
それ向きのものが多数ある市場については、お問い合わせください。
大体10枚で350~400バーツ程度で調達できます。
プリントや刺繍のお店に持ち込む
バンコク市内には、オリジナルのプリントや刺繍をしてくれるおみせが沢山あります。
オリジナルのデザイン画、ロゴなんかもお店の人にデザインを渡して、プリントする場所の確認や、色の配置や種類なども打ち合わせできます。
デザインを持ち込み、店で型を作ってもらいプリントすると型代(複雑さや色の種類により違う)印刷代30~70バーツくらいで印刷してもらいます。プリントは基本的に面積の大きさと配色によって、価格が変わりますが少数からのプリントも可能なところが良いです。
カラーシャツに簡単なプリントをしてくれる専門店もあり活用次第で何にでも使えます。
勿論、プリント自体は中国の方が安いですが、プリントの質、Tシャツの質は圧倒的にタイの方か優位であり、また最小ロットもに比べても少なく出来ます。
参考までに帽子屋さんとかも刺繍してくれる所も有るので、刺繍してみるのも良いかもしれません。
オリジナルのデザインをPCのデータに打ち込むのに時間がかかりますがデータが完成したら確認して、あとは機械に任せるだけになります。
最近はIT化が進み、世界中のどこでも同じ機械を使い、同じデザインプログラムを入力すれば何処の国でも同じ印刷になります。
タイではTシャツのOEMは難しくない
元々お土産で、定番のTシャツは有りましたが、オリジナリティーを求めるバンコクの人たちや、外国人旅行者の要望等でTシャツのプリント化の波が押し寄せています。
「令和」Tシャツのように話題性のあるものや、イベント用の物など最近は数多くなってきています。
割高にはなりますが、数量が100以下でも受けることが出来、簡単にテスト販売に持っていけます。
特にイベント用で欲しいけど、少数なので諦めていた方には朗報かと思います。
日本語のフォントや、文字の印刷に不安な方もご安心を。
日本語で「つづく」Tシャツは流行ってましたので、全く問題有りません。
何故「つづく」なのかと言いますと、一般的には日本のアニメ放映最後の部分で「つづく」と出てくるために。よく見かける日本語だからと言う説が有ります。
OEMとは何か
OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の頭文字を取って、委託者から委託された商品を、委託者のブランド名で生産することを言います。
今回の場合であるならば、我々発注者側が委託者となります。
OEMのメリットは
委託者側のメリットとして挙げるならば、工場設備を持たなくとも生産が可能出る事、少ない資本でものづくりができると言う点です。
正に少数ロットからの仕入れが可能な、方法です。
ODMとどう違うのか
「Original Desingn Manufacturer」の頭文字をとった略称で、商品のデザインや商品企画から、製造までを外部のメーカーに委託することをODMと呼びます。
OEMとどう違うのかは
ここでの大きな違いは、設計の段階で関与するかしないのか所です。
タイ仕入れオリジナルのプリントTシャツを作るメリット
また、常夏の国タイでは常にTシャツの需要が有り、工業化の中で特に欧米から高く評価をされ価格の面では中国の方が優位ですが、品質の面では圧倒的にタイの方か優位です。
早い
タイではプリントの競争が激しい為、少数のプリントなら当日や翌日受取も可能の場合も。
安い
中国よりもプリントや商品作りの丁寧さを考えたらタイの方が割安になります。
巧い
元々タイの人は手先が器用で花屋さんなどは毎朝、仏様に供えるお花を細かくまとめたりとそれはプリントの型を作る際の精密さや、センスが有ります。
このように毎日のように細かいフラワーアレンジメントをお供えしてます。
手先が器用な国民性であり、幼少の頃から美的センスの良いものに触れる機会の有るタイの秘めたる源泉でもあると思います。
これを機に皆さんも、タイでオリジナルTシャツを作ってみませんか。